Ubuntuにawesomeをインストール〜簡単な使い方まで

最近、デスクトップで使ってるUbuntuawesomeをインストールして使っているので、
その流れみたいなのを書いときます。


awesomeって?

awesomeとはタイル型ウィンドウマネージャの一種です。


タイル型ウィンドウマネージャというのもまたウィンドウマネージャの一種なのですが、
そういったことも含めて、こちらのWikipediaの記事が詳しいです。
ウィンドウマネージャ - Wikipedia


簡単な説明としては、上記記事の

グラフィカルユーザインタフェースのウィンドウシステムにおけるウィンドウの配置や外観を管理するシステムソフトウェア。

という1文がわかりやすいかと。


Ubuntuでのインストール

Ubuntuでのインストール」となってますが、
APTを採用しているディストリビューションならどれでも同じだと思います。

$ sudo apt-get install awesome

ちなみに、Synapticでもインストールできます。
同じことですが、「awesome」でパッケージ名検索をして、
出てきたのをインストールすればOKです。


awesomeを使用するまでの手順

タイトルが微妙ですが・・。


既に起動していてログインまで済ませている場合は、
一旦ログアウトしてログイン画面まで戻ります。


ディスプレイマネージャにもよりますが、大抵の場合は
「セッション」をクリックして、表示されるものの中から
awesome」を選択した後で再びログインするとawesomeが起動した状態となります。


簡単な使い方の説明

デフォルトではMod4(Windowsキー)がメタキーとして設定されています。


メタキーとは、別のキーと組み合わせて同時押しすることで操作を行う為のキーのことです。
・・なんて説明下手な。


例えば、awesome上ではawesomeを終了させる操作として次があります。

Mod4 + Shift + q

Mod4(Windowsキー)とShiftキーとqキーを同時押しで、
awesomeを終了してログイン画面へ戻る・・という。


他にも主にこんなものがあります。

端末を起動する
Mod4 + Enter
ウィンドウフォーカスを移動する
Mod4 + j、Mod4 + k
ウィンドウを移動する(入れ替える)
Mod4 + Shift + j、Mod4 + Shift + k
ウィンドウ幅を変更する
Mod4 + h、Mod4 + l
awesome を再起動する
Mod4 + Control + r
awesomeを終了する
Mod4 + Shift + q

ここら辺のものはこちらからの引用なのですが・・(汗)
awesome - 日本タイル型ウィンドウマネージャ推進委員会 Wiki - SourceForge.JP


設定ファイルについて

ちなみに、上記の記事では

設定ファイルを${HOME}/.config/awesome/rc.luaに設置すると、次回起動時に設定変更が反映されます。

と書いてありますが、
現在は

${HOME}/.awesomerc

を使うみたいです。


rc.luaLUAという言語で書かれたもので、
.awesomercはプログラミング言語で書かれたものではなく単なる設定ファイルなので
本質的に別物なのかもしれませんが・・。


とりあえず .awesomerc については
ちょっとだけイジり方が分かったので、
後ほど自分の為にも書いてみます。


コメントにて教えていただきました。

  • Ubuntu9.04以前
    • awesomeのバージョン2系がインストールされる
      • 設定ファイルは ~/.awesomerc
  • Ubuntu9.04より新しいもの
    • awesomeのバージョン3系がインストールされる


要するに私が古いバージョンのUbuntuを使っている為に
起こっていたことでした・・(汗)