Linuxカーネル4.2をビルド・インストール
昨日(8/30)、Linuxカーネル4.2がリリースされましたので、
例によって、ビルド・インストールしてみました。
なお、やっと64ビットマシンを購入しましたので、
今回からは、X86_64でビルドします。
今回も、以下のビルドスクリプトを使ってビルドしました。
https://github.com/cupnes/sandbox/blob/master/build_kernel.sh
ビルドにかかった時間
Core i7のマシンで「CONCURRENCY_LEVEL=4」でビルドしたところ、
ビルドにかかった時間は39分でした。
これまで、Core2Duoのマシンで「CONCURRENCY_LEVEL=2」でやっていた
前回の記事の時は1時間23分かかっていたので、
カーネルソースに差分はある(前回は4.1)のを加味しても、
マシンの性能の違いは現れていると思います。
差分のあるファイル数
バージョン間で差分のあるファイル数を調べてみました。
$ git diff --name-only v4.0 v4.1 | wc -l 10103 $ git diff --name-only v4.1 v4.2 | wc -l 10929
v4.2ではrc1の時点で大量に変更が入っているとどこかで見た覚えがありましたが、
それほど差分の量に差があるようには見えません。