コミックマーケット97(C97)で「バイナリ生物学入門」出します!
次の冬コミ(C97)の4日目(12/31(火))に「へにゃぺんて」でブース出展します!
配置は「南リ20b」です!(4F 南3エリア)
新刊は「バイナリ生物学入門」というタイトルのネタ本です。
「自作OS上で開発できるようにしたい」、 「ただし、せっかくやるなら独自な方法で実現したい」 という発想の下に生まれた 「バイナリを生物のように生み出し、生物のように実行する処理系」 というアイディアを半分形にしたものです。
この本では実行バイナリを単細胞生物とみなす構造と振る舞いのモデルを紹介し、 実際にPoC実装した実験結果として、 「生物の振る舞い」と「ウイルス感染した個体が生まれても系として元の正常状態へ戻る」様子を紹介します。
普段の自作OS本以上に何の役にも立たない趣味全開の本ですが、 もし「何か面白そうだ」と思っていただけたら、ブースまで見に来ていただけると嬉しいです!
目次
- はじめに
- バイナリ生物学とは何ぞや
- 本書の構成
- 本書のPDF版/HTML版やサンプルプログラムについて
- 第1章 「生きている」と言い張る戦略
- 1.1 「生きている」と言い張る後ろ盾
- 1.2 バイナリ生物の構造を考える
- 単細胞生物の構造から必要な要素をピックアップ
- タンパク質とは
- DNAとは
- 属性情報(寿命)
- 1.3 処理系
- 1.4 まとめ
- 第2章 設計とモデル
- 2.1 PoC実装するバイナリ生物について
- 2.2 細胞の構造を掘り下げる
- タンパク質: バイナリの世界との対応付け
- タンパク質: インクリメンタ細胞を表現する
- DNA: バイナリの世界でどのように表現するか
- 属性情報(寿命): バイナリの世界でどのように表現するか
- バイナリ生物の細胞の構造まとめ
- 2.3 処理系
- 2.4 処理系と5つの振る舞いを考える
- 処理系
- 細胞の1周期
- 代謝/運動
- 成長
- 増殖
- 死
- 2.4 まとめ
- 第3章 PoC実装の実行結果
- 3.1 PoC実装について
- 実装の特筆事項
- 3.2 PoCプログラムの実行結果と評価
- 3.3 まとめ
- 3.1 PoC実装について
- おわりに