Linux 4.5-rc3がリリースされました
旧聞ですが、日本時間で2/8の朝9時(Linusのロサンゼルス時間では2/7の16時)に、
Linux 4.5-rc3がリリースされました。
また例によって、LKMLでのアナウンスを訳してみました。
要約すると、以下のようなところかと思います。
- 新たなrcリリースが時間通りに行われた
- rcリリースは思ったより大きかったが、過度ではなく、特に苦労するような(悩むような)点はない
- 差分内容は、ステージングでありどこにも組み込まれなかった2〜3のrdma(remote direct memory access)ドライバーのパッチ削除が支配的で9割を占める
- 残る1割は、大部分がドライバー(ネットワーク、GPU、音声、USB)
- さらに残るは、ネットワークのコア部分、AndrewによるVM修正、ARM SoCの修正、crypto等
日曜の午後で、全ては通常どおり。その上、新たなrcリリースも時間通りに行 われた。 rcリリースは思ったより若干大きかったが、過度ではない(そして異常でもな い)。差分は、ステージングでどこにも組み込まれなかった2〜3のrdmaドライ バーの(大きい)削除が完全に支配的だが、パッチの多くは非常に小さい。差分 の大部分の90%がそれらの削除パッチである。 残る10%について、残りは今回も大部分はドライバー(ネットワーク、GPU、音 声、USB)で、さらなる残りは雑多なその他のもの(ネットワークのコア部分、 Andrewによる多少のVM修正、ARM SoCの修正、crypto等)。 そのため、小さなrcではないが、特に苦労するような(悩むような)点はない。 詳細な要旨を知りたい人のために、ショートログを添付する。 リーナス