ターミナル起動時に今日の予定を表示する

calendarコマンドを使うと、記念日などを表示できます。

$ calendar 
 805*        Bank Holiday in Scotland and Northern Ireland
 805         Homeland thankfulness day in Croatia
 805         3rd Cross-Quarter Day
 805         European Monetary Agreement signed, 1955
 805         Dan domovinske zahvalnosti
 805         Prinses Irene (1939)
 805         N'oubliez pas les Abel !
 8月 05         Bonne fête aux Oswald !
 8月 05         Krisztina
 8月 06         Jonathan B. Postel is born in Altadena, California, 1943
 8月 06         Atomic bomb dropped on Hiroshima, 1945
 8月 06         Caricom in Barbados
 8月 06         Cy Young pitches first game, 1890
 8月 06         Bank Holiday in British Columbia, Fiji, Iceland, Ireland, Ontario
 8月 06         Emancipation Day in Bahamas
 8月 06         Independence Day in Bolivia
 8月 06         Soleil rouge en août,
        C'est de la pluie partout.
 806         Erster Atombombenabwurf auf Hiroshima, 1945
 806         Berta, Bettina

試しに実行すると、このように予め設定された記念日が表示されます。


実はこれは自分で設定することも可能です。
その場合は、ホームディレクトリ直下に「calendar」という名前のファイルを設置します。


例えば、以下の内容で設置した場合、

LANG=UTF-8

08/05	[TODO]山田さんにメール
09/12	[EVENT]勉強会

Tuesday	燃えるゴミ

8/5(火)に実行すると以下のようになります。

$ calendar 
 805         [TODO]山田さんにメール
 805*        燃えるゴミ


上述のサンプルを見てもらえばわかると思いますが、

[日付/曜日]\t[できごと]

のように記述します。
区切りはタブ文字です。


また、元々表示されていた記念日なども一緒に表示したい場合は
以下のように記述します。

#include <calendar.all>

LANG=UTF-8

08/05	[TODO]山田さんにメール
09/12	[EVENT]勉強会

Tuesday	燃えるゴミ

「#include」の意味はC言語と同じです。
(というより、Cで使うプリプロセッサ(cpp)を使って展開しています)


「calendar.all」というデフォルトのファイルは
Debianであれば、以下の場所に配置されています。

/usr/share/calendar/

その他にも、音楽関係の記念日が記述されている

calendar.music

などもあります。

ターミナル起動時に表示するには

前置きが長くなりましたが、ターミナル起動時に表示するには
Bashであれば

~/.bashrc

を編集します。


末尾に

calendar

を追加してください。