Linux 4.5-rc5がリリースされました

リーナスのロサンゼルス時間では2/20の14時頃、日本時間では今日2/21の朝7時頃に、
Linux 4.5-rc5がリリースされました。


要約すると、以下のとおりかと思います。

  • 通常どおり
    • VM THP(transparent huge-page) cleanupが今だにs390で問題であるが、s390以外では問題ないと見ている
  • パッチの内訳

また、リーナスのメールでの告知文章を、いつも通り翻訳してみました。

物事は通常どおりに進んでいるように見え、平穏である。確かに、VM
THP(transparent huge-page)クリーンアップはs390において今だに問題がある
ように見えているが、それ以外では特に問題はないと見ている。


そのため、後1周間で次のrc(?)。パッチは実に通常どおりに見え、55%がドラ
イバ(DRMとクロックのドライバが目立つが、この2つだけではない)、そして大
体20%がアーキテクチャ部分の更新(ARM、M68K、PowerPC、s390、x86)である。
残りは、ファイルシステム(ext4、EFI、CIFS)、いくつかのカーネルコア部分、
そしてヘッダファイルに広がっている。また、少しのドキュメント更新がある。
全て極めて小さい。


ショートログを添付する。