Linux 4.5がリリースされました

やや旧聞ですが、
リーナスのロサンゼルス時間では3/13(日)の22時頃、
日本時間では3/14(月)の14時頃にLinux 4.5がリリースされました。


LKMLでの告知内容を要約すると以下のとおりかと思います。

  • rc8は実施せず、4.5をリリースすることに決めた
  • 問題点もあるが、リリースサイクルを延ばすほどでは無いとの判断
  • 全体的に見て全ての変更点は小さい


なお、rc1の発表にあったように
おそらく4.5で根本的に変わったのはARMのアーキテクチャ依存部分だと思います。



また、いつもどおり、翻訳してみました。

rc8を実施すべきかどうかを決められず、どっちつかずになっていたため、私
の通常どおりのスケジュールより遅れ、この発表は日曜になった。結局、rc8
は実施しないことに決めたが、どちらになってもおかしくはなかった。


昨日修正されたが、ひとつの不快なリグレッションをし、週頭のネットワーク
箇所のプルリクエストは私が望むものより大きかった。ただしブロックレイヤ
は今のところ全て問題なく、Davidが延長時間に行った全てのネットワーク関
連のコミットは私を気楽にしてくれたので、結局、通常よりもリリースサイク
ルを延ばす事は考えなかった。


全体的に見て、全ての変更点はとても小さい。修正の際、先行して3つのクリー
ンアップのリファクタリングパッチがあるため、diffstatにおいてxfsの修正
箇所が少し大きく見える。また、多くのノイズを出していたサウンドレイヤー
にアクセスタイプパターンの修正があるが、結局、全てはとてもシンプルな修
正である。


上記のほか、無作為に小さな修正が全体的にある。いつもどおり、詳細に目を
通しておきたい人のためにショートログを添付した。


4.5はリリースされた。テストをして欲しい。私は4.6のマージウィンドウを開
始する。


リーナス


# 翻訳にかかった時間を、、測ってない。。。