/dev/kvmを直接叩く - BIOSを動かす
前回の記事で/dev/kvmへioctlを発行することでVMを作成し、その上で"Hello KVM!"をシリアル送信するプログラムを動作させてみました。
次はx86 PCにおいて電源を入れてから一番最初に実行されるソフトウェアとしてBIOSを動作させてみます。
前回変に頑張って文章が長くなってしまったので、今回は要点だけ。
サンプルコード
https://github.com/cupnes/bare_metal_kvm/02_bios
エラー処理など削減版
https://github.com/cupnes/bare_metal_kvm/02_bios_nodebug
前回同様、makeでビルドし、make runで実行できます。
BIOSとしてSeaBIOSを使うので、インストールされていない場合はインストールしておいてください。
$ sudo apt install seabios